付き合いが長くなると、関係性は時間と共に変化していきます。
パートナーでも、仕事でも、友人でも、家族や子供においても何もかもが変化しないという事はありません。
だからこそ変わらない思いやりのある関係、続けるという事は価値があります。
しかし、関係が悪くなったり変化すると、過去の自分がその相手や事柄にかけてきた時間や労力を理由に「乗り越えてきたのだから」「長い付き合いだし」と前に進めないことがあります。
そして、乗り越えたと思っても同じ悩みがまたやってくることがあります。
明日の明後日も、1年後も同じ悩みを抱えて過ごすと思うと気が重くなる。。。
でも、人生はそんなに長くはありません。
そんな時、こう思うようにしてはどうでしょう。
「長いつきあいだからこそ、もうこれ以上自分の大切な時間をこのことに費やすのはやめよう。」
人は出会うべきタイミングで出会い、そして別れます。
仕事でも、場所でも、距離を置くことで新しい角度で物事を見ることができます。
別れても、離れても、出会うべく人には必ず出会うべきタイミングで出会います。
結果として「離れる・やめる」のは同じでも、逃げるのと、向き合って答えを出すことは全く違います。
ただ、人は去る時に本質が出るものであり、その人の真価が問われる時でもあります。
立つ鳥跡を濁さずというとはよく言ったもので、過去と今を今後の糧にするためには今が重要だと肝に応じておくべきだと思います。
人生に無駄はありません。
それを糧とするのかどうかは今日の自分に行動にかかっています。
現在あなたがいる場所は、過去の選択の結果とつながっています。
未来は今日のあなたの行動とつながっています。
そう思うと、少し今日を前向きに過ごそうと思えるのではないでしょうか。
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