フランスで離婚に直面した時の対処法と多い離婚理由について

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フランスで「離婚」という現実に直面した際、どうしたら良いでしょうか?

フランスでは、離婚率が増加の一途をたどり、驚くべきことにパリでは2組に1組のカップルが離婚しているという統計も示されています。また、新型コロナウイルスの流行に伴い、「コロナ離婚」という言葉が流行するほど、コロナ禍明けに離婚するカップルや離婚相談が増えたとメディアでは騒がれています。

しかし、日仏カップルの離婚率についての明確な統計は存在せず、その実態は不透明なままです。確かに、離婚は多くの人の人生の中で至難の一つと言えます。

しかしながら、離婚にあたって準備するという事は難しいことです。

全く予想せず、いきなり相手から離婚を切り出されたと言ってご相談にいらっしゃる方も少なくはありません。

離婚が避けられない状況に直面した場合でも、日本とは離婚制度が異なるフランスで、ベストに自身の権利を守るため、不利にならないように手続きを踏むことは、非常に大切な事です。

この記事では、離婚に備える際の手続きについて詳しく説明し、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

経験上、フランスではどのような離婚理由が多いですか?

離婚の理由TOP4

日本とフランスで恐らく、離婚の理由というのは、今まで扱ってきた日仏の離婚案件ではあまり差がないと感じています。私の経験では上位4つは以下の通りです。

1. 同意による離婚(性格不一致)

2. ハラスメント、暴力、不貞

3. 突然片方が、離婚を要求

4. 別居が既に何年間か続いている

重要なポイント:
・フランスは日本とは離婚制度が異なる
・自分の権利をベストな状態で守るために動く
・不利にならないように手続きを踏む

この記事は、05.09.2023のものです。

記事:フランス パリ 岩村由木弁護士 / 編集:FranceAide編集部

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