フランスで起業するにあたり、自社サイトを作りたいのだけど、ドメインやサーバーなどはどうしよう?
ドメインを決める際には、自社のターゲット層となる人がどこに居住しているかを考慮して決めると良いですよ!
ターゲット層は日本人で、日本にもフランスにも住んでいる場合はどうしたらいいかな?
決めるには、Webサイトの用途なども踏まえて、ドメインの種類を決定する事をおすすめします。Googleは、検索エンジンで上位表示を狙うSEO対策の視点から、どのドメインでも優劣はないと公式に発表していますが、注意点はあります。
その理由をこれから説明しましょう。
Google検索は国ごとに違う。
Google検索の際に、ユーザーの地域に基づいて検索結果がカスタマイズされています。なので、国によって検索結果が異なります。堅実なSEO戦略をする事は、ビジネスをグローバルに展開するために必須でありスタートラインとなります。
RankTrackerなどのSEO検索順位チェックツールの場合、地域事の検索順位や状況などを見る事ができます。
それほど専門的なものでなくても、「検索順位 チェック」などで検索をすると様々なサイトが出てきます。
検索結果で上位に位置しないと、当然ながらユーザーが訪れる可能性はどんどん低くなっていきますので、最低でも上位3ページまでに入る事を目指したいところです。
ドメインを決める際に悩まれる方は多いと思います。
よく見かけるドメインは以下のもの。
- com → もともと商業用のドメイン。現在は誰でも取得できる。国や地域を判断できない。
- .jp → 日本を表す「jp」で、国別のドメインです。取得するためには日本国内に住所がないと取得不可。個人法人問いません。
- fr → フランスを表す「jp」で、国別のドメインです。取得するためにはフランス国内に住所がないと取得不可。個人法人問いません。
- co.jp → 株式会社、有限会社、合同会社、合資会社などの日本で登記されている法人のみ取得可能。
Googleなどの検索エンジンは、世界各国のコンテンツをどのように地域別に分れているかご存知ですか?
それは「言語」のみではありません。
ドメインも重要ですが、サーバーの場所も重要で、様々な要素を満たす事で、ターゲット層のGoogle検索にヒットできるスタートラインに立つ事ができます。
ターゲット層が日本の場合
もし、あなたの顧客予備軍やターゲット層が日本在住の場合は、ドメインは「jp」にすると、日本のGoogle検索にヒットしやすくなります。「jp」を使用したWebサイトは日本国外から検索された際に表示されにくい。
ターゲット層がフランスの場合
もし、あなたの顧客予備軍やターゲット層がフランス在住の場合は、ドメインは「fr」にすると、フランスのGoogle検索にヒットしやすくなります。「fr」を使用したWebサイトはフランス国外から検索された際に表示されにくい。
ターゲット層がフランスと日本の場合
もし、あなたの顧客予備軍やターゲット層がフランスや日本在住、もしくは世界中の場合は、ドメインは「com」にするのが良いでしょう。地域性のないグローバルドメインなので、海外から検索されても上位表示を狙う事ができます。